【Firefox】拡張機能のパッケージ化・署名・インストール
以前の記事で、Firefox拡張機能を作成し、ローカル環境でテストを行いました。
今回は、拡張機能のパッケージ化・署名を行い、自身のブラウザにインストールしてみたいと思います。
1. パッケージ化
以下のページを参考に、拡張機能のパッケージ化を行います。
developer.mozilla.org
と言っても、パッケージ化は拡張機能に必要なファイルをすべて選択し、zip化するだけです。
今回は、以下の2ファイルです。
manifest.json
{ "name": "KakomonDontOpacity", "description" : "過去問道場で解説が透明になるのを防ぎます。", "version": "1.0", "manifest_version": 2, "content_scripts":[ { "matches":["*://www.ap-siken.com/*", "*://www.db-siken.com/*", "*://www.nw-siken.com/*"], "js":["kakomon_dont_opacity.js"] } ] }
kakomon_dont_opacity.js
var ads = document.getElementsByClassName('adsbygoogle'); for (var i = 0; i < ads.length; i++){ ads[i].innerHTML = 'abc'; }
二つのファイルをzip形式で圧縮します。
2. 署名
拡張機能をインストール可能にするために、Mozillaによって署名を施す必要があります。
以下のページを参考にします。
赤枠のリンクをクリックします。
firefoxへのログインを求められるので、ログインします。
アカウントがない場合は新規作成します。
ログインすると、以下のページに移動します。
今回は投稿を行わないので、「自分自身で。」を選択し、続けるをクリックします。
次のページで、先ほど作成したzipファイルを選択します。
エラーや警告が無いことを確認して、「アドオンの署名」を行います。
アドオンの署名が完了しました。〜〜.xpiファイルが、署名されたアドオンファイルです。
「〜〜.xpiをダウンロード」ボタンでダウンロードします。
3. インストール
Firefoxのアドオンマネージャを開きます。
ダウンロードした〜〜.xpiファイルを下図のようにドラッグ&ドロップします。
拡張機能として登録されました。
4. 動作確認
応用情報技術者試験 過去問道場のページを開きます。
コンテンツブロッカーを使用しても、解説が非表示(半透明化)されていないことを確認します。
デバッガを使用すると、作成した拡張機能が動作しているのが確認できます。
今回は以上です。